終活

死への準備

そもそも「終活」と言う言葉がよく聞かれるようになった背景には、「自分が生きている間にやるべきことはやっておきたい」と言う考え方があります。
そこでここでは、自分の死に対する準備として、生きいている間にしておくべきことにはどんなものがあるのか紹介します。
全てを行わなければならないというわけではなく、内容を見て自分にとって必要かどうかを考えて決めるようにしましょう。

まずは「エンディングノート」の作成です。
ある意味、これが終活のメインコンテンツとして注目を集めたと言っても良いでしょう。
エンディングノートというのは、葬儀に対する希望や、老後の後見に対すること、あるいは死亡後の様々な手続きなどについて予め自分の考えを記載しておく、というものです。

この中には「遺言書」の作成というのも含まれており、自分の死後に遺すものが間違いなく自分の思う通りに引き継がれるようにする意味もあります。
逆に、自分の死後に見てほしくないものを処分する、というのも考え方の1つです。

家族がすること

終活を行うのは、死に行く本人だけではありません。
その家族もまた、その人の死に対する準備をしていく必要があります。
家族がするべきことは主にその人の死を前にしたケアですが、そのケアには「スピリチュアルケア」と「グリーフケア」というものがあります。

スピリチュアルケアは、つらい思いをすることになる家族に寄り添い、その話しを聞くというものです。
その話しを通して、終末期医療に対する不安や、死に対する拒絶感、悲しみなどを緩和することが目的となっています。
また、この体験を通して、翻って自分自身の逝き方についても考えるのが重要です。

グリーフケアは死にむけた大きな悲しみのケアを行うためのものです。
こちらは第三者ではなく、家族同士でケアを行うというのが普通です。
悲しみを押し殺すのではなく、お互い悲しいのだ、ということを表現することがグリーフケアに繋がると言われています。