イギリスの見習うべき終末期医療の取り組み

日本ではずっと病院というのは治療をする場所であり病気は治すものという考えが強かったです。
最近になって終末医療の中で緩和ケアがみられるようになっていますし在宅医療という選択ができるようになってきています。

そういった状況にある日本ですが、イギリスは先進的であり見習いたい場面が沢山ある国です。
これからの日本の医療が発展するためにもぜひイギリスの終末医療については知っておくことが望ましいとされています。

最期の場所を選ぶ

イギリスのターミナルケアの特徴として最後の場所を病院で迎えるのではなくほかの場所の選択が可能ということです。
それも自宅だけでなくずっと住んできた地域のホスピスといった場所も選択することができます。
自分の望む場所で最期を迎えることができるというのが特徴です。

医療にかかる費用の負担を軽減するための取り組みも進んでいます。
居住地域のかかりつけ医や看護師がしっかりと仕事をしており、ターミナルケアが確実に行えるよう、そして安心して過ごせるような環境整備もとても進んでいます。

特に24時間体制での医療整備が整っているのは在宅医療がしやすい環境です。
自宅で家族と過ごす際の不安として急に容態が変わった場合、医師が駆けつけてくれるのかという不安があります。
病院と違いすぐそばに医師がいないですから、急変した場合すぐに医師が来れない、医師と連絡が取れないといった状況になると命を落とす可能性が高いです。

そこでイギリスの場合には24時間体制での医療整備をしています。
夜間も常駐している医師がいるおかげで何かあった際には連絡をすればすぐに対処法のアドバイスをくれますし場合によっては往診してもらうことも可能です。
これは自宅でケアをしていてとても安心することができます。

ターミナルケアを受けている患者数の違い

整備が整っていることもあり、イギリスでは多くの人がターミナルケアを終末医療として選択をしている状況です。
在宅でのターミナルケアを希望している人は日本に比べて圧倒的に多く、これは日本よりもターミナルケアの質が高いことの現れです。
もちろん、日本でも整備を整えるべく取り組みが進んでいますし、チーム医療も盛んになってきてこれから改善することが期待されています。

イギリスではターミナルケアでの医療の質が高いのとともに体制が整っており医師や看護師もターミナルケアでの仕事がしやすい環境も整っているというのも日本とは違う点です。
今後日本もターミナルケアが充実していくためには医療整備を整えたりノウハウが身についていくことも大切ですが、それだけでなくターミナルケアで働く医師や看護師にとっても働きやすい環境を作ることが求められています。