QOLとはどのようなものか

最近ではQOLの大切さが語られることが多いです。
QOLというのはQuality of life(クオリティ オブ ライフ)のことであり、生活の質や生命の質を意味しています。
これは患者にとって身体的な苦痛を軽減したり、精神的な満足度を高めたり、社会活動に参加したりといったことも含まれるものです。

病気になって終末期を迎えると今まではできるだけ治療をして元の状態に戻そうとすることが多かったですし、それが医療の意味だと思われている部分もありました。
しかし、最近ではその人らしい最期をどのように迎えるかを大切にする傾向が強いです。

そして、本人の意思を尊重するということも増えており、そういったことからエンディングノートの作成をしている人も増えています。
できるだけその人らしい生活をするために、治療をするよりもできるだけ残された時間を有意義に過ごしたいとして痛みの緩和をしたり自宅に戻って在宅治療をしたりする人も多いです。

治療効果が高い手術や投薬治療を行うと命が伸びる可能性は高まります。
しかし、だからといって必ず治る保証はないですし、中には延命治療のために意識障害を起こしたり後遺症が出たりすることもありリスクも伴うものです。
中には副作用が強い治療を受けることもあります。

そういった状態では痛みと戦っていると自分らしく生きられないと感じる人もおり、そういった人は延命治療よりも痛みの緩和を選ぶのです。
もちろんどちらが正しいというものではありません。
しかし、その人にとって良かったと思える治療をするための方補として緩和ケアは注目を集めています。

一生に一度の人生だから

人生は一度きりです。
生きている間にできること、したいことは人によって違います。
せっかくの人生ならばできるだけしたいこと、やりたいことはかなえたいものです。

人生の最後を終える際、良い人生だったと思えるものにするためにはできるだけ最後は穏やかに過ごせた方がよいものでもあります。
そこで、毎日の生活の中で悔いなく生活をすることはもちろんですが、病気をしないように予防をするようにしたり、病気が分かったとしても治療よりも緩和して自宅で過ごすことを選んだりといったことができると生活の質は高まりますし人生での公開は少なくなっていきます。

特に終末期を自宅に帰って家族と過ごせると満足度は高くなります。
病院の中で自宅に帰りたい、家族と過ごしたいといいながら亡くなる人はとても多かったです。
そういったことを言わず、眠るように亡くなっていき、なおかつ家族や親しい人たちに見送られながら慣れ親しんだ自宅で亡くなることができるのは一つの理想形ともいえるエンディングでもあります。