医療費

負担を減らすことができる

医療を受けるためには、お金が必要です。
今後より資本主義的な医療がはびこることによって経済格差による医療格差が発生するのではないか、という懸念が唱えられることも少なくありません。
そこでここでは、終末期医療を行うためにはどのくらいのお金が必要なのか、ということについて紹介します。
医療に掛かる費用というのは単一のものではなく、複数の費用を合計したものであるため、治療の内容によって費用は増減します。

まずは、入院費についてです。
終末期医療は死に向かって治療をするものであるため、入院費は特に長く掛かる可能性があります。
入院費に関しては1日あたりの費用として「3万円から5万円程度」かかるのが相場であると示されています。
個室を使う場合などに関してはさらに高くなることも考えておかなければなりません。

ただ、日本においては医療費の支出は国民皆保険制度によってある程度個人負担を減らす事ができます。
問題はこの国民皆保険制度が対応していない医療を行う場合です。
あたらしい技術などを取り入れる場合、高度な技術として保険の対象外となってしまう可能性も少なくありません。
その場合には各自の医療保険などによって別途資金を用意しておく必要があります。

高齢化社会と保険

また、この国民皆保険制度については今後大きな問題が発生する、という懸念もあります。
現在ですら高齢化社会である日本は、2025年に向けてさらに高齢化を加速させていくことが既定路線となっています。
そのため、この多くの高齢者の医療費を支えるための保険が、本当にこのままで機能し続けるのかは考えなければなりません。
その中で問題となっているのが「事務的な終末期医療費研究」です。

レトロスペクティブな方法によって医療費の研究が行なわれている限り、実質的な医療費というものが上手く見えてきません。
この研究の仕方を改めなければ、保険システム自体の問題に直結する可能性もあります。