カナダではどういった終末ケアが行われているのか

日本ではまだまだなじみのない終末ケアや緩和ケアですが、外国では積極的に取り入れられておりかなり進化しているところも多いです。
そういった国の一つにカナダがあります。

カナダではALSの医療機関も多いです。
まだまだ日本では医療といえば治療をすることがメインですが、カナダでは症状を改善することよりも緩和すること、そしてできるだけ今までの日常に近い状態で過ごせるようにしようという取り組みが進んでいます。

カナダでのALSの取り組み

カナダでは医療機関の中でALSの取り組みが盛んです。
日本よりも取り組んでいる医師の数も多いですし研究も盛んにおこなわれています。

カナダ人の医師で現在ALSを中心とした緩和ケアを行っている医師はその必要性を感じたうえで治療にあたっています。
そして、日本と違って緩和ケアが大切であること、そして尊厳死も含めて必要性があるチオ考えて医療をしているというのが特徴的です。

医療に携わっている中で何が正解かというのはすぐに答えが出せないものも多いです。
特にこのような緩和ケアは絶対に正しいのか、治療の方針として正しいのかというのが迷いの出てくるものでもあります。
しかし、カナダでは医師への研修も行われていますし、その中で価値観の中で痛みを緩和することに重きを置いた医療の大切さを皆が実感して治療にあたっているのです。

もちろん、安楽死をさせることが絶対正しいとは言いきれないです。
ただ、一つの方法として提案することも必要だと考えている医師は多くいます。

一見、この考え方は危険なように見えますし不安を感じる人も多いです。
しかし、カナダの場合には医師はそういった意見を出しつつもベストな答えかどうかは本人や家族に考えてほしいという考えの元セカンドオピニオンを受けることも推奨しています。

特に緩和ケアを必要としている人たちの中には認知症出てきている人もたくさんおり、正確に判断ができないと思われる人もいます。
そこでそういった人たちへの緩和ケアは自分たちの判断だけでなく精神科医の判断も必要だと考えていますし、実際にそういった複数の医師で総合的に意見をまとめることも増えています。

全体的に日本と違ってカナダの方が患者へのアプローチの方法として複数の医師がかかわる場面が多いです。
そして多くの医師の意見を出したうえで一つの共通見解を出しますし家族や本人に対してはセカンドオピニオンを求めることも有効と伝えています。
いろいろな意見から選択をすることを自由としている点も日本よりも先進的といえますし、今後の日本も目指していきたいロールモデルの一つといえるものです。