秋山正子とは

秋山正子さんとは家族を看取ったことをきっかけに在宅ホスピスケアに取り組んできています。
まだまだ在宅ケアや訪問看護の医療というのは未発達な部分が多いです。
そういった中で最前線で活躍をしており、在宅ケアをしている人や訪問ケアをしている人たちにとって参考になる支援をたくさん行っています。

もともとは助産師として病棟勤務の看護師としての経験をしてきました。
その中で姉ががんになり、在宅療養をしたことをきっかけに在宅ケアの活動を積極的に行っていくようになったのです。
その経験をもとに平成13年にはケアーズ白十字訪問看護ステーションを設立しています。

在宅ケアでの活動

秋山さんの実姉の経験から、あらゆる病気の人や障害を持っている人たちのために病院ではなく家庭で最後の時間を過ごせないかということを考えて在宅医療の充実を考えています。
そして、制度の変遷の中でもできるだけ一人ひとりの患者さんにとって最後の時間を良いモノにしたい、そして家族にとっても大切な時間にしたいという思いの元、在宅医療の充実を徹底して考えて活動をしています。

沢山の人たちとの出会いと別れを経験したことによって家で亡くなるということについてできるだけ実現できないかという考えが芽生えてきたのです。
今の日本では病院で亡くなるのが一般的です。
しかし、自宅で亡くなるということは慣れ親しんだ空間で最期を迎えることができますし、家族やたくさんの親しい人たちに見送られながら亡くなることができます。

日本ではできるだけ生きられるように延命治療をすることがベストという考え方が強かったです。
しかし、今は選択の自由があります。
病気の人やその家族が最後についてできるだけ自分の希望をかなえられるようにしようとエンディングノートを作成してエンディングプランを作成している人も多いです。

そういった中で、最後はゆっくりと家族と過ごしたい、治療をするのではなく痛みを緩和してできるだけ意識を保ちたいという考えも出てきています。
そういったことを実現するために在宅ケアはあるのです。
自宅ではできる治療内容にも限りがありますが、心の面では豊かに過ごすことができ、病院で治療しながらでは不可能なことも実現してくれます。

ただ、在宅医療では患者との距離感が普段の病院とは違うからこそ、きちんとどのような支援ができるのか、どういったアプローチが必要なのかということも知っておくことが大切です。
だからこそ、そういった在宅医療のパイオニアとしての経験を持っている人の体験談や経験に基づく話は大切であり、話から自分の看護について振り返り場合によっては取り組みに新たなものを取り入れていくことも行っていきましょう。